いかなる状況でもハワイアン航空は日本とともに

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『東北地方大震災からの復帰の道には、世界の人達が日本から学べる教訓がある。被災地から離れた東京や大阪の日常生活への 復帰力の速さは、誰もが否定できない日本らしいビジネスライク、且つ目的のある取り組み方の成果の現れである。被災地以外の日本の地域で今何が起きている のかという事実を、遠くから見ている我々が実際に感じ取り、きちんと理解できていないということも浮き彫りとなっている。」

                                                  ハワイアン航空

代表取締役兼CEO マーク・ダンカリー

ハワイアン航空は素晴らしい社員と珍しく長期戦に目を向けたストラテジーを駆使するリーダーシップを持っている優秀な会社である。そんな素晴らしい会社と深い繋がりを持っていることをとても誇りに思っている。

私ティムサリバンは、昨年HA代表取締役からフライトアテンダント、カスタマーサービスエジェントを含めた役員及び社員1400名のコンサルティングをす るために雇われた。目標はただ一つ:昨年11月中旬に新しく開通した羽田–ホノルル間の新フライト便の日本人向けサービスの向上であった。そのプランの中 には日本人好みのアップグレードを含め、2011年1月の次なる開拓地であった韓国インチョン空港へのローンチングと同時に、今後シドニーやマニラを含め たアジア地域への拡大も長期的なゴールの一つとしていた。

結果的に羽田空港でのローチングは大成功を収め、日本の航空市場でもハワイアン航空への期待が非常に高まっていた。そして、誰もが予測していなかった世界中を震わせた大震災が起こった。

海外のメディアはこれでもかというほどハイパーハイプ(過剰報道)モードへ突入し、原子力発電所の危機は大量の東京在住の外国人を国外へ流出させた。この 状況では西洋の典型的な代表取締役であれば誰もが考えることは、日本の乗客数の減少に対応するための緊急決断。当然フライト便を減らし、大震災による影響 を最小限のダメージで押さえようとすることが明快だと考えられる。そして、正しくその選択肢を続行したのが羽田–ニューヨーク間のフライト便の運航を一時 的に停止したアメリカン航空と、ロサンジェルスとデトロイドへの往復フライト便を一時停止したデルタ航空だった。

しかし、長期的な戦略に取り組んでいるハワイアン航空は違った。彼らはこの危機の最中でさえ、よりアグレッシブな行動を取ることを決意した。下記はアメリカのWSJに記載されていた記事を抜粋したものである:

「ハワイアン・ホールディングス株式会社(HA)は羽田へのデイリー運航をキャンセルすることなく継続。またAMR Corp (AMR)のユニットの一部に属するデルタ航空やアメリカン航空が日本への各路線運航の一時停止を再開しない場合、そのルートを確保したいという希望を提 示している。」

アメリカン航空やデルタ航空の競合相手がどのような行動に出たかは私には定かではないが、ハワイアン航空の代表取締役であるマーク・ダンカリーは実際に大震災があった後に日本へ行き、自らの目で状況を確認し、本部のあるハワイのホノルルに戻ると次のように発表した:

「ほかの航空会社が日本への運航の一時停止を決断した中、我々は東京行きのデイリー運航を今まで通り継続するだけではなく、7月12日に大阪への新しいフライ ト便をローチングする当初の計画を続行すると決断した。現在の状況により乗客の利用者数が減少していることは事実ではあるが、他社の航空会社やツーリズム セクターが発表しているほど減少しているわけではないことが、実際に日本に行ってみてわかった。また我々が関わっている日本の旅行代理店と話し合った結 果、今は減少しつつある乗客数もある一定の時期を過ぎれば立ち直りが予測されているという結論だったため、そのような決断に達した。」(American Banking and Market News)

また更に彼はこう続けた:

「大 震災前の東京へのフライト便は想像を遥かに超えるマージンとなり、結果、大阪への追加運航に乗り出す大きなきっかけとなった。我々は引き続き、日本–ハワ イ間でのトラベルマーケットに今後も深く関わっていくことを約束し、自信を持ち、また現在企画されているプランや計画に皆熱心に取り組んでいる。」

もしこれが献身的なコミットメントでなければ、一体どんな信頼関係がビジネス社会で存在するものだろうか?そしてこのコミットメントは日本の状況が落ち着いた後に必ず市場だけではなく、日本人の消費者の心にも反映されることは間違いない。

そ んなハワイアン航空との仕事は誇らしいだけではなく、一緒に頑張りたいと思わせてくれる理想の企業の一つである。代表取締役のマーク・ダンガリーや商品開 発のブレーン・ミヤサトをはじめとしたハワイアン航空のスタッフ全員に、彼らの素晴らしい努力の成果と成功にMahalo! そして先日行なわれた募金活動イベント「Lei Day for Japan」のスポンサーとして参加してくれたことに深く感謝をしている。日本をこよなく愛している私にとって、嬉しい彼らからの心温まるサポートであっ た。

ジャパン・インサイト社   ティム・サリバン

email: japaninsight@gmail.com

翻訳:内藤明日香 www.laura.jp/an

 Copyright © Tim Sullivan 2011

2 responses to “いかなる状況でもハワイアン航空は日本とともに

  1. LOL… Great Post… Interesting read.. but damnit… sure looked funny on the FBI Blogs! (No I can’t understand a word said)

    Any way you can translate a bit of this in English?

  2. duh… so I just now found the English version.

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